27歳からの田舎暮らし

東京生まれの東京育ちが心機一転。27歳になってすぐに地域おこし協力隊として、岩手県葛巻町にやってきました!日々を綴ります。

おすすめジェラート屋さん「クローバー畑」

こんにちは。岩手県 葛巻町のささぽんです。
くずまきの飲食店についても、このブログで紹介していこうと思います!


こちらのお店「クローバー畑」は酪農家の奥様方が交代で運営しており、
自分たちが絞った生乳でつくるジェラート屋さんです。

普通のジェラート屋さんは酪農家さんたちが絞った生乳を加工した牛乳でジェラートをつくりますが、ここは加工されていない生乳を使っているのですごい贅沢!!

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私が選んだのは、「栗」と店員さんイチオシの「ゆず」。

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「すごい」と思ったのが、
全ての食材が ”自分たちでとったもの” と ”作ったもの” 。
”作る”というと購入した食材を蒸したり、ペーストにしたりするだけのイメージですが、
この栗は、自分たちで収穫からしているそうです。
ミルクと一緒に、栗の優しい味わいが口に色がるジェラートでした。

柚子は店員さんの旦那様の知り合いからいただいたものを贅沢に丸ごとたっぷり使用。
イメージとして、柚子は氷菓としてよく使われ、さっぱりとした味わいがするのは分かるのですが、
ここは柚子を感じるのはもちろんのこと、しっかりとミルクも感じる、絶妙なバランスのジェラートでした。

 

来週は「豆柿」のジェラートがでるそうですよ!
豆柿って、この小さな実にしっかりとした柿の味わいがあるんです。初めて見た!食べた!

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これも地元の人の提供でお店に並ぶのですが、
提供してくれた人にとって粒柿は、鳥が食べるもので、”しょうもないもの”として扱っていたものだそうです。
しかし、去年偶然つくった豆柿ジェラートをその方のご家族が食べて、
「美味しかったらしいから、自分も食べてみたい」とたくさん提供してくれたそうです。
この実を、酪農家の奥様方が手でとって加工しています。

実がしっかりついているので、取るのがとっても大変なんですが、良いものをつくる為、手間暇かけた美味しさを知っているから、

地元の食材をいろんな人に食べて欲しいから、と作ってくれている。
なんて素敵なんでしょう…

食べるのが楽しみだーーーーーーーー!!!!


ちなみに、昔ながらの味わいとして、 よもぎ や あずき もあるそうです。
新作の酒粕も今後出る予定だとか。
酒粕は、こっちの人たちが寒さをしのぐために甘酒にして飲んでいたこともあり、つくることにしたそうですよ。
昔ながらの食材を大切に、次に繋ぐお店だなあ、と感じました。

同時に、私たちの特産品も「昔ながらの食べ物を若い人たちに受け入れやすくアレンジする」がテーマなので
頑張っていかねば!!と感じました。

 

頑張るぞーーーーーーーーーー!!!!!!!