27歳からの田舎暮らし

東京生まれの東京育ちが心機一転。27歳になってすぐに地域おこし協力隊として、岩手県葛巻町にやってきました!日々を綴ります。

「夏」と言ったら・・・

こんにちは。岩手県 葛巻町のささぽんです。
かなりご無沙汰なブログになってしまい、申し訳ありません!!

家のPC環境を良くしようとして失敗したり、夏バテやらで体力がついていきませんでした…

さて。今回は「夏」といったら!? な、「打ち上げ花火」をテーマに書いていきます。
なぜなら葛巻町 夏祭り が開催されたからです!
近くで打ち上げられる打ち上げ花火、めちゃくちゃ感激しました~!
見上げるために首が痛くなるほどの距離。
火薬が破裂するところも見れて、目いっぱいに広がる大輪の花火たちは素晴らしかったです。

 

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知っていましたか?
花火大会は、北は北海道の「道新納涼花火大会」、南は沖縄の「浦添てだこまつり」まで、
全国で毎年1000前後の大会が開催されているそうです。

花火の歴史はあまりはっきりしていませんが、6世紀頃の中国。
ロケット花火のようなもので、武器として使われていたものからだそうです。
そして13世紀頃にヨーロッパに伝わり、現代の花火に近いものになっていたそうですよ。

日本で花火の製造が始まったのは、1543年の鉄砲伝来とほぼ同時期。
鉄砲がきっかけで火薬が広まったことで、当時交流のあったポルトガルや中国から花火製造の技術も伝来。
1613年には徳川家康が花火を見た、という記録が『信長公記』第十四巻の冒頭、天正九年辛巳に「御爆竹の事」にあるそうです。

そして江戸時代になり戦がなくなり火薬の使い道が激減していったときに
火薬屋たちが花火を扱うようになり、新しいもの好きな江戸で大人気に。
人気のあまり、花火が原因の火事も発生し、幕府が禁止令を出すほどだったそうです。

当時の花火のスタートは手持ち花火。
これを考案したのが「鍵屋」
また、鍵屋が打ち上げ花火の原型となるものも考案し、
日本最古の花火大会である「隅田川花火大会」の原型である「両国川開き」がスタート。
その後、鍵屋の番頭が独立して「玉屋」ができてから、
両国の川開きで、両国橋の上流を玉屋、下流を鍵屋が担当し、競い合うように。
その際に打ちあがった花火を見て、江戸っ子が屋号を呼び掛けてより良い花火だと絶賛する

「たーまやー」「かーぎやー」の呼びかけがはじまったそうです。

 

ちなみに、葛巻町ではこの呼びかけはありませんでした。
現代はなくなってきているかと思いますが、皆さんの地域ではどうですか?

 

もう花火大会はほとんど終わっていますが、
まだ見に行く予定のある方にはこの豆知識が役立ってくれると幸いです!