岩手の伝統料理。女の子のための可愛いお団子を習いました。
新年号が「令和」に決まりましたね。
そんな中、平成最後の「花まんじゅう」づくりに参加してきました。
花まんじゅうは岩手県の伝統的な郷土料理で、ひな祭りに子供たちに配るお菓子のこと。
別名「ひなまんじゅう」「花だんご」。
花巻地方ではひな祭りには「きりせんしょ」とともに供えるものだそうです。
今回は滝沢市の食の匠の方に教えていただきながらつくってきました。
せっかくなので行程をお伝えすると、
うるち米100%の上新粉にアツアツのお湯を入れて混ぜ、冷ます。
この時にアツアツじゃないとまとまりが悪いようで、少しの間ヤカンを火から離して持っているだけでもダメでした。
冷めたら細かくちぎって30分程蒸かす。
同時進行であんこを20g程に丸めておく。
蒸かし終わり、冷めたら両手でしっかり捏ねる。
最低でも100回は捏ねる。
そうすると、だんだん餅のような弾力とツヤが出てきます!
捏ねあがったら色付け用の団子を除いて、あんこと同じ個数に分ける。
食紅で色を付けると、子供たちも大喜び!
この粉上の食紅は今はほとんど売っていないので貴重だそうですよ。
見つけたら是非ゲットを!
準備が整ったらあんこを包み、色付のもので可愛くデコレーション。
専用の型に押し付けて形をつくり、真ん中にも模様を押し付けて、完成です。
型がない方はスプーンなどを使って、上生菓子をつくるようにやると良いようですよ。
今回のイベントで、全体写真を撮るとこんな感じになりました!
それぞれ個性がでていて可愛いですよね!
食べてみたらお団子がとてももちもちで、皆で手作りした甲斐もあって美味しかったです。
また、食の匠の方のご厚意で「へっちょこだんご」の甘くないバージョンをいただきました。
これは味噌汁のような汁椀に、だんごを入れていただきます。
これはこれで美味しかったですし、
花だんごと同じ上新粉でつくっているのに食感が全く違っていて驚きました。
こちらは「チャグチャグサラダ」
切干大根と人参を、紅白なますのようにつくるだけだそうです。
この切干大根も手作りと聞いて驚き。なんでも作れる方はすごいですね。
以前、葛巻のお母さんたちに田舎料理?を食べさせていただいてから、郷土料理を習ってみたいと思っていたので今回参加できて良かったです!
花まんじゅうづくり、とても楽しかったし美味しかったので、家でも出来たらやりたいな。
他の地域でもこのお饅頭があるのか、周りの人に聞いてみようと思いました。